荷物残ったままの古民家(買い手視点)
田舎の古民家物件を検索し写真を見てみます。
すると売主さんの荷物が残ったまま売り出されていることがよくあります。
ここで売主さんの状況を推測してみます
・売りたい
・何らかの事情で片づけができない(高齢/遠方在住/手間コストかけたくないなど)
その物件が検討対象で、自ら片づける体力や意欲があるなら不動産屋さんに事情を聞いてみましょう。手間をかけずに早く引き取ってほしいという事情があれば、値引いてもらえる可能性があります。引渡し後は買主が残置物を自由に処分できるという特約条項を忘れずに記載してもらいましょう。
購入後の片づけは大変ですが、お宝が出てくることがよくあります。
掛け軸や古道具、陶磁器や漆器、古銭や刀や提灯などなど。
キレイに磨けばインテリアになるものが出てくることも多いです。
写真は明治28年(1895)と書かれてあります。
この古民家新築当時に新調したと推定できました。