【丹波1号/母屋床の傷み】
母屋の床、目視でも歪んでいます。畳の上を歩くと床が大きく沈みます。長期放置されたことにより湿気等で床下の木材が一部腐っていました。シロアリ被害を心配する方が多いですが、古民家の場合あまり心配しすぎると手に入れる機会を失います。古民家の畳の下は、束石/束(木材)/土台(木材)/根太(木材)/荒板(木材)です。木材は簡単に交換できます。重要なのは修理後の床下の通気性や湿気対策。この家は周囲に建物がなく風通しが良いので床下に空気が流れます。修理すれば十分使えると判断し引継ぎました。